20 1 月 2009

神戸商工会議所経営指導員様向け研修報告

投稿者 秋本 純二 カテゴリー: 地域支援ネットワーク; ITコーディネータ; IT経営 .

2009年1月13日、神戸商工会議所で研修を行ったので、簡単に報告します。

対象は兵庫県下の経営指導員の皆さんです。テーマは、「ITパスポート試験知識習得」でした。
皆さんご存知のように、情報処理試験が今春より変わります。中でも、従来初級アドミニストレータ試験という範疇で行われていた試験が、新たにITパスポート試験という名称に変更されます。詳しくはIPAのHPを見ていただくとして、概略を紹介します。

従来の初級シスアド試験は対象がIT利用部門の推進役を想定していました。したがって、一般の利用者に求められる知識よりも深いものが要求されていました。しかし、ITの基礎知識は社会人として当然身に着けておくべきものであるとの前提にたち、一般の利用者を想定した内容に変わりました

神戸商工会議所様では、従来ややもするとITを敬遠しがちな経営指導員様を対象に、ITパスポート試験をひとつのきっかけに、経営指導員の皆さんがITへの苦手意識払拭できたらということで今回の研修を企画されました。そういった趣旨を受けて、研修の目的を以下の2点に定めました。
1.経営指導の現場でIT相談への対応力を高めていただく
2.ITパスポート試験受験への意欲をもっていただいく。

当日は49名という多数の方に参加いただきました。年齢、活動地域はまちまちですが、一応ITの知識はほとんどないという前提で研修を進めました。試験の対象範囲は経営からステム開発、ITテクノロジーまで、浅く広くということで、時間の制約の中でどう進めるかということに苦慮しました。また、今春が第1回試験ということで、過去の問題がなかったのですが、幸いIPAで100問の問題例が用意されていました。

進め方の方針としては、1.一方的な講義だけに陥らないようにする、2.できるだけ問題を解いてもらう、3.2進数、論理演算といった、考えてもらう時間を取る、といったことを考えていました。また、一方で要件定義から検収までのプロセスで、現実に起こるさまざまな問題、発注者側と受注者側との間のトラブルとその回避策、あるいは見積もりの話、といった現場よりの話を盛り込んでみました。やはり用意していった材料をすべてお話することはできませんでしたが、進行状況を見ながら、上記の方針に従って進めることはできたように思います。

アンケートをとっていただいたのですが、手元にまだいただいていませんので、参加者がどういう感想を持たれたのか、現時点では分かりませんが、休憩時間に何人かの方が質問に来られたので、受験意欲のあるかたはいらっしゃるようでした。また、システム開発の現場よりの話は、わかる人にはわかるが、まったく経験の無い人には理解できなかったのではないか、というのが商工会議所で窓口を勤めていただいた方からの感想でした。この点は今後も考えていく必要があると思っています。最後に、こういう機会は、自分自身にとっても幅広く復習できるだけでなく、人に伝えるという意味で、いい加減なことはできないために、大変よい勉強になったと感じています。今後もこうした機会を生かしていければと考えています。

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