17 12 月 2008

「いい会社」の新たな評価指標となりえるか?

投稿者 筒田 忠 カテゴリー: いい会社; 人材; 企業倫理; 経営; 自治体 .

先週、近経局主催の「知的資産活用フォーラム」に参加しました。

知的資産」とは聞き慣れないと思いますが、いわゆるInvisible Asset(見えざる資産)です。
保有技術・ノウハウ・人材・顧客ネットワークなどの簿外資産を言います。知的財産権も含まれます。
北欧では、90年代から米国型プロダクト経済からナレッジ型経済へ移行する際の、イノベーション促進に向けて官民をあげて研究・推進されてきたそうです。わが国でも2000年初頭から研究段階を経て、今年から官も本格推進に向けた動きを見せています。

中でも京都府が先進的な取り組みを行っており、「知的資産経営報告書」の作成企業の具体的支援実績が多いようですが、それによる税制や融資等の官の支援はまだ見られないようです。
一方、金融機関は融資の際に、財務:非財務情報の比重を7:3程度に高める努力をしており、いわゆる企業成長の目利き能力向上のツールとして、「知的資産経営報告書」を活用しはじめているとの報告もありました。
余談ですが、本セミナーの事務局を帝国データバンクが実施しており、さすがに感度が高いなと感心しました。
結論として、知的資産ファイナンスの確立ができれば、企業の新たな評価指標として根付く可能性を秘めていると感じたセミナーでした。

実際の報告書事例等は、下記URLで参照ください。作成ガイドラインの説明を聞いて、SWOTやBSCのフレームワークと酷似しているなという印象を受けました。

http://www.kansai.meti.go.jp/2giki/network/vbnet_ic.html

コメントを記入